友人も起き出して
再び上田電鉄別所線で出発
別所温泉に観光に行った
別所温泉は別所線の終点で
のどかな田園のなかを
いくつもの古びた駅に停まりながら
古い電車が進む
木造駅舎の駅長室入り口にあった
「長驛」の文字を
友人が「ながさわ」と読んだのを
なぜかよく覚えている
そうこうしているうちに
目的地の別所温泉駅に到着
構内に楕円形の窓を持つ古そうな車両が停まっていて
「丸窓電車」と呼ばれている事を知った
この別所温泉は
旅館の立ち並ぶ温泉街というよりは
普通の住宅地の中に宿がいくつかある
というような感じだった記憶がある
最初に行ったのは常楽寺
わら屋根のお寺というのが珍しかった
常楽寺の本堂 |
常楽寺本堂前の庭園 |
常楽寺の多宝塔 |
常楽寺多宝塔の説明版 |
常楽寺の次は
北向観音へ
坂を下りたところの
門前のまっすぐな道の両側に
びっしり土産物屋が建っていた
ここで上田ゆかりの真田氏の家紋
「六文銭」の湯飲みを購入
今でも実家に帰るたびに使っている
北向観音では
いいアングルがなく写真は無し
デジカメ時代の今なら
何枚かアリバイ写真を撮っていただろう
その次に行ったのは安楽寺
ここには日本では珍しい
八角形の塔があり
国宝に指定されているという
安楽寺の八角三重塔 |
八角三重塔 軒下の木組み |
八角三重塔を見上げる |
別所線の途中駅下之郷で下車し
生島足島神社も見た
地元の祭りの山車か神輿が
真新しい倉庫に展示してあったのを
見た記憶があるのだが
そこでも写真を撮っていなかった
この第一回の上田訪問は
友人のアパート探しが主目的で
無事にいい物件がみつかって
契約のためにオーナーの和風豪邸を
訪れたりもしたのだが
こうやって写真を見返すと
寺社好きとも思えない友人と
ずいぶん観光ばかりしていたことに
驚かされる
上田 (3)